渋谷もお祭りシーズンで、道玄坂 - 文化村通り とか 円山町とか
いろんなところで祭り囃子が聞こえて、神輿が練り歩いていた.
写真は109の前.
渋谷らしく、道路の半分はふつーに車が通って、
その中を神輿を担いで行く.
昔は365日のうちの殆どがケで、祭りという
数日のハレのために、いろんなことを我慢してきたり、
それを発散したりしていた.
祭りの時のテンションたるや、今の比では無いだろう.
渋谷は毎日がハレで、みんなハレを味わいに渋谷に来る.
そんな中で、昔ながらのハレというレイヤーがハレ街渋谷にかかる.
109の前のイベントよりずっと重厚感はあるし、
日本人として心を動かずにはいられない光景だけど、
ハレ時々ハレだと、
なんか一緒に盛り上がろうという感じにはならない.
ハレとケのコントラストが、祭りには大事なんだと思う.
代々木公園ですら、フェスティバル時と通常時のコントラストがあって、
だからこそなんだか楽しくなる.
いわんや地方をや という感じだ.
けど、
だからと言って、無くなって欲しくはない.
うちの前の道も子供神輿が通って、ほんわかした気持ちになった.
ハレとケではない、
現代的な神輿や祭りの解釈や役割が、もう少しあって欲しいと思う.