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architecture, design, art, film, memorandum

November 2008

Model Air



海外モデルサイトをみつけたので
チラチラ見ていると、
なんか やぱりモデルとは
ただかわいいだけじゃあなく
商品? 作品? としての
ある種の空気がある生き物のことを
指すんだろうなーと思わされた.

Virginia G
Age: 20
Ethnic Origin: Italian and Dutch.
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Nathallia Krauchanka
Age: 20
Ethnic Origin: Belorussian.
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Michaela Majerska
Age: 18
Ethnic Origin: 100% Slovakian.
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T-shirts 1枚着るだけでモード.
美しい.

ノリーン


今月のシュプールのモデル.

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Noreen Carmody

一目惚れたぞかわいいぜ.

18歳、スイス人らしい.

ちょっと鼻がへん?

タレ目、ぽってり唇.
いいす.

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集めるて捨てる



20世紀は集める時代
21世紀は持たない時代

世界中どこにでも暮らせる今は
もうたくさん持っていることより
必要最低限のモノで暮らしていくんじゃないか.


昨日テレビをつけたら
高城 剛 が出ていて、
て 初めてテレビで見たのだけれど
ワイドショーを騒がしていたのでどんな人かと思ってみてみた.

そんなことを言っていた.
実際、
段ボール箱1000箱分くらいを処分して
自分の持ち物をスーツケース8コ分にしたらしい.


たしかに
だいたいデータで持ち歩けるもの.
本の方がいいにしても.
pdfにしとけば大体大丈夫.

それに
一度バックパックを別に預けて
旅を1日したときがあって
その時ほどの旅の移動時の開放感はなかったし
引っ越しの衝動を妨げてるのは
荷物の多さも一つあるんだろうと思う.


本当に必要なもの以外はいらない.

デザインにおいてはそう.
それが美しい.
そして
生活もそうなんだろう.


処分するか 圧縮してまとめておくか
そういうことだ.

ただ
高城さんは44歳にもなって相当ハイテンションで
ほとんど20代前半な感じで
まあ 僕もそうでありたいと思っているのだけど
友達にいると邪魔臭いなと思った..

横浜トリエンナーレ2008


久しぶりの快晴の中、行ってきた.

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平田晃久(?)のイエノイエと
このフラフープインスタレーションと
最初に出会い、
うん けっこうおもしろそーじゃん

思いきや、、、

メイン会場が微妙.

西沢立衛の会場構成.
プランはおもしろかったし
実際の空間もおもしろかったけど、
そこは展示会場.
建築を見せる場でないのに、
建築的空間が作品の邪魔をしてた.

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しかし、逆の見方をすると
作品にパワーが無かっただけかもしれない.

どうも既存のフレームワークから飛び出ない、
既視感のある作品ばかり.
そして ただっ広い会場.

めんどくさ という感じ.
もう一つの会場の
bankArtは 荒々しい工場跡?の中に
作品が展示されていて
元々あるカフェもいい感じで
そこそこよかった.


なんとなく赤レンガ会場はすっ飛ばして
紅葉の期待を胸に行った三渓園会場.

通常バスで横浜から20分そこそこなのに
バスも道もめちゃ混んでいてバスの待ち時間入れると
1時間以上かかった、、、

紅葉も思ったより無かったけど、、
もともと三渓園はいい場所だし、
この時期限定開放の茶室も見れたし
これはこれで満足.

4つあった展示の一つ、
「雨月物語」
これが今回のベストかな.

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滝の周りでスチームが出ていて
辺り一面が濃霧状態.
滝の音とひんやりする空気、霧.

人があんなにいなければ
すごく神聖で綺麗な空間だったと思う.
ただ
あんまりに受動的な作品で
別に誰が作っても同じな感じがするから
その分ちょっと面白みに欠ける.


トリエンナーレ 今年で3度目だけど、
1度目が一番良かった.
密度も規模も作品も.
それは 僕が若かっただけなのか?
実際に作品がよかったのか?
よく分からない.

今回は第2回よりはよかったと思う.

がんばれ横浜!!!


サイトを散りばめるなら、
回遊の楽しさを高めるように
パブリックスペースにも
もっとインスタレーションとか置いたり、
他イベントとコラボしたり
ある程度作品のテーマを設定したり、、、
いろいろもっとおもしろくできるんじゃない.

土の上の言葉


久しぶりに人の言葉で感動したし、
尊敬できる人を見た.

「世界一受けたい授業に出てた」
伊勢崎賢治さん

東京外国語大学地域文化研究科平和構築・
紛争予防学講座(PCS)教授

自称「紛争屋」.


アフガンとか、
東ティモールとか、
自分で行って武装解除させる.
言葉で.
武力でなく.

時間をかけて、少しずつ少しずつ、
紛争勢力双方の信頼を得て
一つにまとめていく.

ホント、信じられない.

彼はまじにそんなことをたくさんしてきている.


そして、
最も衝撃を受けたのが
シエラレオネという西アフリカの小さな国の
政府と反政府軍の泥沼化した紛争を解決した件.

その間、彼の部下や同僚もたくさん
殺されたということを淡々と話すことにも
凄みを感じたけど
すごかったのは その解決策.


提示した条件が、
反政府組織の首謀者を戦争犯罪に問わないという事と、
副大統領のポストを与える事.


正義はどこだ!?
戦犯は死刑だ!!
だとか
いろいろと平和な日本ではいっぱい聞こえてきそうだ.

彼の意見は、、、
罪を裁く事が正義だとするのか、
戦争をやめさせる事を優先するのか、
これはギリギリの選択.

これからの戦争では、
日本の敗戦時のような
無条件降伏というのはあり得ない.
戦争の終結というのは、
必ずある程度の妥協が伴う.
シエラレオネの場合は、
100%反政府組織側に政府が妥協したという形だった.
戦争の被害者の家族たちに恨みは
残ってしまったと思いますが、
現在は平和な状態になっている.


だそうだ.
まさに、現場 土の上で戦っているからこそ
彼だからこそ口にできる言葉だと思う.
研究室やオフィスに籠っている頭でっかちには
絶対言えないし、言っちゃあいけないことだ.


僕も数年実務に少し携わって、
学生時代に思っていたこと考えていたことが
やっぱり想像や仮定じゃなくて現実で
変えていきたい
という思いが強くなってる.

まだ、彼のような言葉を吐くには
知識も経験も実績も欠けまくる.
もっと土の上も駆け回りたい.
今のトコじゃダメだ.戦えない.

がんばろー.
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